著者:みかわ絵子
出版:集英社(ジャンプコミックス)
既刊最新刊:19巻(次巻 2025年1月頃見込み)
目次(ページ内リンク)
3〜5巻 メンバー増員、パワーアップイベント
2〜5巻 ライバル校との練習試合
6〜11巻 西東京大会(夏の甲子園地方大会)
12〜14巻 新メンバー加入 さらに待望のマネージャーとチア、あと監督も
14巻〜(最新刊まで継続中) 2年目の夏の大会
17巻〜最新19巻 対帝徳戦継続中
智将 要圭の記憶喪失
ライバル校のピッチャー達
・帝徳高校 飛高 翔太
・帝徳高校 陽ノ本 当
・氷河高校 巻田 広伸
・氷河高校 桐島 秋斗
・花木高校 渡辺
スポーツマンガではなくギャグマンガなのでは?
女性キャラ
溢れたコマ
2024年4月からアニメ放送(1クールで終了)
アニメ化などの状況や
各巻どの辺りがどんな内容なのか あらすじを紹介します
細かいネタバレはないようにしてますが、どうしても全体構成だけでもわかっちゃう部分があるのでまっさらな気持ちで読みたい人は読んでからきてください!
1〜2巻 小手指高校野球部発進
中学硬式野球(シニア)には、有名なバッテリーがいた
ピッチャー清峰葉流火とキャッチャー要圭
へし折られた選手達は数知れず
……と、そうしてへし折られて野球を辞めたはずの山田が、野球部もない都立小手指高校で二人に出会うところから物語はスタートします
どうしてこんなところに……となる訳ですが、なんと要圭の方が記憶喪失になって野球ナニソレ状態に
しかし強引なところのある清峰の行動もあり、他にも野球を辞めて都立に流れ着いた選手達と同好会に合流して野球部へとなっていくことに
記憶喪失となった要圭を、そのバッテリーに折られたはずのメンバーで盛り立てていく流れができあがります!
3〜5巻 メンバー増員、パワーアップイベント
とりあえず、主要な戦力は2巻、というか実質1巻までに揃っています
清峰 葉流火(きよみね はるか):ピッチャー
要 圭(かなめ けい):キャッチャー
山田 太郎(やまだ たろう):(ひとくだりあって)ファースト
藤堂 葵(とうどう あおい):ショート
千早 瞬平(ちはや しゅんぺい):セカンド
元々の同好会メンバーも含めてもう少しいますが、戦力としてはまだ心許ない
それに、一度野球を辞めた主力達も何も理由もなく辞めているわけではありません
というわけで増員、現メンバーの掘り下げがこの辺りで行われます
2〜5巻 ライバル校との練習試合
同地区でライバルとなる高校があるのは高校スポーツ絶対の約束でしょう
ここでは「帝徳」と「氷河」が最強クラスのチームとして登場します
小手指の主力達は元々有名選手達でもあったので、それぞれのチームの選手にも面識が少なからずあって、その辺りの掘り下げもあります
6〜11巻 西東京大会(夏の甲子園地方大会)
早速行われるいわゆる夏の甲子園に向けた地方大会
小手指高校は西東京です
メンバーのレベルは完全ではありませんが、怪物バッテリー含む元々有望なメンバーたちが揃っている小手指高校は快進撃を続けます
そしてついに、帝徳との対戦
結果はまあ、そうですね……
メインメンバー達はまだ1年
次の挑戦へと続いていきます
12〜14巻 新メンバー加入 さらに待望のマネージャーとチア、あと監督も
メンバーの能力だけで乗り切ってきた大会でしたが、さすがに監督と、主力以外のメンバーの補強がなければさすがに勝ち残れないとなった小手指高校
ふらっと現れたフリーのライターの登場を契機に、監督、マネージャー、チアが加入します
時を同じくして、清峰要が在籍していたシニアのメンバーも登場
前大会で頭角を表した小手指に、新一年生達も集まってきます
前年からのメンバーも黙って素人レベルのままではいません
かなりの補強を経て、もう一度夏の大会に挑みます
14巻〜(最新刊まで継続中) 2年目の夏の大会
2年目、さらに強くなった小手指はまたも快進撃を続けます
癖のあるチームとの対戦を経ながら、帝徳との再戦へ!
熱戦を繰り広げています
17巻〜最新19巻 対帝徳戦継続中
高速スライダーを最大の武器にやってきた清峰
一年前は体力の限界などなどで勝ち切ることはできませんでしたが
今回はすでに高速スライダー対策までされていてさらに一筋縄ではいかない対戦となっています
ということで、清峰×要バッテリーはどちらかといえば要圭を軸に話が展開されることが多かったですが、いよいよというか清峰寄りの軸で展開される話となっています
山ちゃんこと山田と、新加入の照夜にも焦点が当たります
忘却バッテリーでは兄弟関係が描かれることも結構多いですね
コンプレックスとの向き合い方がそれぞれで、それぞれに良さがありますね〜
さて、問題は清峰
清峰の内面的な問題ですが……そう簡単にはいかないというニュアンスで、飛高から投げかけられる形で、不穏の気配が出てきます
スプリットを覚え、三振の山を築く清峰と圭
この上なく楽しく、そして同じように楽しんでいる圭を見て、ふと清峰は、昔の圭を思い出します
記憶喪失になった圭
清峰もただのバカではありません(勉強は全然出来ませんが)
そうなるまでの過程は、本当に気がついていないわけではなかった
むしろ恣意的に、メンタルに関わるようなことを圭が取り除いてきて今があるのであって、本来は色々なことを気にする子供でした
その問題が、この場面で噴出することに
そしてその問題は投球内容にまで響き、ついには決定的な一発を浴びることに
そこから、どう立ち直るのか?
というよりは、清峰はそこから何を得るのか
ここからの展開も、本当に素晴らしいんですよねー
智将 要圭の記憶喪失
ここまで野球部としてのあらすじを追ってきましたが、それと並行して、圭の記憶喪失の謎も少しずつ解き明かされていきます
当初はほとんど触れられず、マンガだし記憶喪失周りの設定は適当でもいいかーと読んでいたら、ちゃんとありました
それも、かなり各キャラとの関わり、ストーリーと密接に絡んでいきます
智将時代の記憶の復活もあり
細かいことはあえてネタバレせずに伏せますが、両方の状態を行ったり来たり、やがては並行して存在できるようになります
厳密には……これもいずれ作中内で語られることですが、本質的には記憶喪失ではないのですね
ライバル校のピッチャー達
バッテリーがメインの話なので(元々投手はクローズアップされがちですが)、ピッチャー、キャッチャーには相手チームも含めてキャラが立っている選手が多いです
個人的に好きなのは帝徳の飛高
癖が強いけどアップダウン激しいメンタルがいい感じです
将来対決することになるのでしょうが、未対戦の大阪陽盟館も存在感がありますね
帝徳高校 飛高 翔太
帝徳高校エースナンバー
ですが2枚看板ですね
一人で智将とアホをやっているくらいキャラ変化が激しい
しかし超絶卑屈メンタルが責任感とプライドを持って投球に挑むのがカッコよすぎなんですよねぇ
帝徳高校 陽ノ本 当
帝徳高校の2枚看板のもう一人
しかし決して飛高と比べて格落ちするわけでもなく、むしろ安定して高精度のピッチングをするので多分失点は飛高より少ないのでは?
こちらはどうしたのっていうくらいの聖人です
その正統派っぷりはどちらかと言うとダークな要素もある清峰との対比にも使われています
照夜の兄としても重要キャラですね
氷河高校 巻田 広伸
千早と同じシニアチームにいた剛腕ピッチャー
先輩の桐島秋斗にイジられながらもこっちはこっちで敬語もまともに使わない(使えない)いいコンビ
アホの方の圭とためをはれるアホキャラとして描かれていますが、熱さがあり、考えすぎなところのある千早や桐島秋斗との関係ではむしろそんなところが好意的に描かれているように思います
氷河高校 桐島 秋斗
カッコよすぎな登場時2年の氷河のエース
飄々とした性格ですが、関西出身でお喋りで、巻田をいじり倒すところも
すでにそこそこには見せ場はありますが、王者大阪陽盟館との因縁もあるのでまだまだ何かありそうですね
花木高校 渡辺
登場から何までイロモノですが実力は本物
キャッチャーの金城と共に、智将時代の二人と因縁ありということで登場します
ですがその試合の過程から終わりまでが非常に良くってかなり好きなキャラになりました
スポーツマンガではなくギャグマンガなのでは?
と、思う時があります
いい意味で
イケメン風のキャラでもさらっと壊れるのはいいですね
女性キャラ
なんと夏大会が終わって次の年に向かうまで、まともな女性キャラの登場なし!
でも女性キャラを描くのが苦手という感じでもなく、いざ登場すると普通に可愛いです
まあマネージャーとかそういうのでない限りストーリー上なかなか絡ませにくいですもんね
智将が好きなマネージャーちゃんがいつかアホの圭の方も見えるようになるといいなぁ……
溢れたコマ
いいシーンが多くて、紹介するのに迷うくらいです
そのほか、まとめにくいところをコマだけでも紹介しておきます
2024年4月からアニメ放送(1クールで終了)
テレ東系、2024春クールでアニメが放送されました
打倒智将!での引きになりましたね
かなり思わせぶりな引きで、評判も良さげなのできっと2期もやってくれることでしょう
2期は夏の甲子園帝徳戦までやるでしょう……そしたら絶対今よりも大バズりするはず……!
楽しみです
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