おすすめ作品ピックアップ紹介「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」

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アイキャッチ出典:出典:著:渡航、イラスト:ぽんかん(8)『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。_1巻』@小学館

著者:著:渡航、イラスト:ぽんかん(8)
出版:小学館(ガガガ文庫)
既刊最新刊:20巻(完結)


目次(ページ内リンク)

ひねくれ系主人公といえばこれ 間違っていても間違いなく青春ラブコメ


高二病を体現した主人公 比企谷八幡(ひきがやはちまん)


高二病的なひねくれ、というのは本作のコンセプトに近いと思いますが、ざっくりと作風を表現すると「ひねくれたスタンスで繰り広げる青春ラブコメ」でしょうか
まあ、正確には高二病らしく振る舞う、主人公らしさを感じるキャラではあるのですが……


彼らは昼休みにここで男女混合で昼食をとり、腹ごなしにバドミントンをする。放課後は暮れなずむ校舎をバックに愛を語らい、潮風を浴びて星を見る。なめとんのか。傍から見ていると青春ドラマの配役を頑張って演じているような、そんな薄ら寒さしか感じない。そこでの俺の役は「木」とかそんな感じだ。

出典:著:渡航、イラスト:ぽんかん(8)『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。_1巻』@小学館


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
出典:原作:渡 航,、ぽんかん(8)、作画:佳月玲茅『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。_1巻』@SQUARE ENIX


こんな風に思うのもわからなくもないですよね
今の時代はどうなんでしょうか
この八幡の言動に共感できるかが、本作いわゆる俺ガイルを楽しめるかのポイントかと思います


青春ラブコメなので、ヒロインも重要


雪ノ下雪乃(ゆきのしたゆきの)

本作はダブルヒロインに近い形態をとっていると思いますが、誰がメインヒロインかとなれば雪ノ下雪乃と言っていいでしょう


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
出典:原作:渡 航,、ぽんかん(8)、作画:佳月玲茅『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。_1巻』@SQUARE ENIX


ラノベ原作でコミカライズされているものですが、この「不覚にも見惚れてしまった」は原作そのままの表現です
ひねくれた男子高校生が、心の中でとはいえここまで言うのは、相当なものでしょう
表面的には、八幡はバカとまでは言いませんがそのほかスペックも含めあまり優秀ではありません
対する雪ノ下雪乃はいわゆる完璧系な美少女ですが、しかし学校でうまくやれていないというところで共通しています
このかけ離れた二人の共通項もまた、本作の筋といえるところかと思います


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
出典:原作:渡 航,、ぽんかん(8)、作画:佳月玲茅『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。_1巻』@SQUARE ENIX


由比ヶ浜結衣(ゆいがはまゆい)

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
出典:原作:渡 航,、ぽんかん(8)、作画:佳月玲茅『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。_1巻』@SQUARE ENIX


もう一人のヒロイン、由比ヶ浜ゆいです
八幡、雪ノ下雪乃を陰とするなら由比ヶ浜結衣は陽
と、簡単に割り切れたら苦労はないのですが、とりあえず第一印象だけだとそう表現することができます
ヒロインとしてはもちろん、雪ノ下雪乃が友人を得る物語としても重要な役割を担っていますね


奉仕部


変な部活ものが流行っていた頃合いの最終期くらいでしょうか
そこまで変か?といえば実現できそうなくらいの際どい「変」具合ですが、実際にはおそらく存在しないでしょう
言ってしまえば誰かの手助けをするような部で、本作の活動の中心になってきます
形は違えどよくあるスタイルで、話は作りやすそうですね
様々な悩みや問題を抱えた生徒たちと関わることで、話が展開していきます


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。
出典:原作:渡 航,、ぽんかん(8)、作画:佳月玲茅『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。_1巻』@SQUARE ENIX


既刊情報


既刊最新刊:20巻(完結)

完結したかと思ったら、スピンオフと続編の中間くらいの刊行が続いていました
いちおう完結していると言っていいとは思いますが、けっこう本筋に近い内容がありそうです



やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。_1


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。_結1

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