【Select】今来てるスポーツマンガ4選+7

おすすめ_Select
アイキャッチ出典:出典:みかわ絵子『忘却バッテリー_1巻』@集英社
目次(ページ内リンク)

今来てるスポーツマンガ4選


忘却バッテリー

忘却バッテリー
出典:みかわ絵子『忘却バッテリー_1巻』@集英社


真剣度     ⭐️⭐️☆
ファンタジー度 ⭐️☆☆
コメディ度   ⭐️⭐️☆


記憶喪失のキャッチャーと、かつてバッテリーを組んでいたピッチャーによる野球ものです
このバッテリーは中学時代に他の球児達を絶望させる程の実力を誇っていましたが、記憶喪失もあり無名の都立高校に進学して野球の一線から離れてしまいました
ありがちなようなそうでもないような、記憶喪失を扱った作品ですが、圧倒的な球威を誇るピッチャーではなくキャッチャーの方が記憶喪失になっているのがいいですね
記憶を失っても、体に刻まれた経験は失われておらず……
スポーツだけじゃない、友情や自分自身との向き合い方など、色々と胸に響く展開も多いです
ちなみに1巻表紙は記憶喪失でもなんでもないピッチャーで、2巻表紙の方が記憶喪失している方です



忘却バッテリー1


忘却バッテリー2


紹介記事


紹介記事

カテナチオ

カテナチオ
出典:森本大輔『カテナチオ_1巻』@集英社


真剣度     ⭐️⭐️⭐️
ファンタジー度 ☆☆☆
コメディ度   ⭐️☆☆


才能に愛されてはいない、それでも目指す欧州サッカーの頂点に立つために全てを捧げるサッカーもの
主人公の嵐木は、狂気とまで言えるほど、サッカーに全てを捧げいつか欧州サッカーの頂点に立つことを目指しています
しかし早々に、才能がないことに気がついてしまいます……それでも諦められないから、全てを捧げるしかない
高校サッカー、地区大会の決勝、三年間勝てなかった相手との試合で、本来のポジションであるFWではなくCB(センターバック)をやることに
しかしそれがまさしく、運命の出会いでした
劣る能力を勝利への執念と努力で挑む、純粋で真っ直ぐなサッカーものです



カテナチオ1


紹介記事

ダイヤモンドの功罪

ダイヤモンドの功罪
出典:平井大橋『ダイヤモンドの功罪_1巻』@集英社


真剣度     ⭐️⭐️☆
ファンタジー度 ⭐️⭐️☆
コメディ度   ☆☆☆


自分自身の圧倒的な才能に翻弄される、才能の暗い部分に焦点を当てた野球もの
主人公の綾瀬川は、スポーツに関して何をやってもすぐに掴んでしまう天才です
しかし本人は楽しくスポーツをしたいだけなので、いく先々で邪険にされしまうことに悩んでいました
そこでたどり着いたのが、楽しげな雰囲気のチラシに掲載されていた野球チーム
初めて歓迎され、これが求めていたものだと喜んでいましたが、しかしそこでも才能によって振り回されることに……
否応なく、スポーツの競争の世界に巻き込まれ、本人の望みとは関係なく凄まじく上達し、そして周囲とは諍いが生まれていく
才能がこうまで人を苦しめるのかという展開で、スポーツというジャンルではなかなか珍しい作風になってます



ダイヤモンドの功罪1


紹介記事

ブルーロック

ブルーロック
出典:原作:金城宗幸、作画:ノ村優介『ブルーロック_1巻』@講談社


真剣度     ⭐️⭐️☆
ファンタジー度 ⭐️☆☆
コメディ度   ⭐️☆☆


ナンバーワンストライカーを目指すサッカーもの
主人公だけじゃなく、選手全員がフォワードで集められているというのが特徴的ですね
また全員が一定レベル以上の実力があり、日本をワールドカップで優勝させられるようなレベルの圧倒的ストライカーの育成をしようとしているというのも、普通の部活を舞台にするスポーツものとは趣が違います
ちょっと上手い、それなりに活躍できる……それでは到底足りないに決まっていて、突き抜けた何かを武器に戦うという、超常的な能力はないのに能力ものめいた雰囲気すら感じられます
馴れ合っているだけじゃない友情にも、響くところがありますね
スポーツの純度が高いけど、それだけで十分楽しめるマンガです



ブルーロック1


紹介記事

ここからは普通に良い作品を紹介


ラストイニング


ラストイニング1

真剣度     ⭐️⭐️☆
ファンタジー度 ☆☆☆
コメディ度   ⭐️☆☆


題材のスポーツは野球
廃部寸前の野球部を立て直す、ロジカルを突き詰めた監督目線の作品
主軸となる部員も、140kmの速球を持つピッチャーと賢めのキャッチャーくらいの大人しめな設定
150kmを目指させるあたりもリアリティを残したまま150kmってすげー感を感じさせる良いライン
配球は当然のこと、投げさせる順番によってコントロールが乱れやすくなるみたいなテクニカルに投球を説明し、練習試合でも走者を出してから失点を1点に抑えさせる練習をするなど、欲張りすぎない感じがリアルさを底上げします
派手なことはなくても、真剣にスポーツに打ち込む姿をちゃんと描けば十分面白いんだと思わせてくれます


アイシールド21


アイシールド211

真剣度     ⭐️⭐️☆
ファンタジー度 ⭐️⭐️☆
コメディ度   ⭐️⭐️☆


題材のスポーツはアメリカンフットボール
ジャンプ発の有名作、何度読んでも面白いです
アメフトは日本ではまだまだマイナーですが、本場アメリカでは野球やサッカーよりも人気があるみたいです
この作品を読んでいると、確かにこれは人気スポーツになるなーと思える競技としての面白さも感じられますね
主人公の小早川セナは、いじめられっ子でよくパシらされていました……が、そうして鍛え上げられた敏捷性がアメフトのランニングバック(主に走って抜くことを求められるポジション)の素質として開花
程よくケレン味の効いた設定、キャラ付けと中身のバランスの取れたキャラ、そしてテンポの良い展開で中身は王道スポーツ者に仕上がっています
最後の方は若干引き延ばし感もなくはないですが、結構綺麗にまとまっていてシリーズ全体通して面白いです


ハイキュー‼︎


ハイキュー‼︎1

真剣度     ⭐️⭐️☆
ファンタジー度 ☆☆☆
コメディ度   ⭐️☆☆


題材のスポーツはバレーボール
これまたジャンプの有名作ですね
バレーは競技人口は結構あると思いますが、マンガ題材としては少なめですね……ポジション分けが他のスポーツより少なく、キャラづけが難しいからでしょうか
しかし本作では、上背はないもののジャンプ力と敏捷性に武器を持つ日向と、圧倒的なセッター能力を持つもののその横暴な性格などから中学時代上手くいかなかった影山が高校で出会い、ダブル主人公的に機能してそれが最大の魅力になっています
他のキャラも関係性がうまいことハマっていてバランスがいいし、他校との関係もけっこう掘り下げがあって、誰が読んでも面白い内容になっています


キャプテン


キャプテン1

真剣度     ⭐️⭐️☆
ファンタジー度 ☆☆☆
コメディ度   ☆☆☆


だいぶ昔の野球マンガ
最近でも続編が描かれていますね
古き良きスポコンマンガという感じですが、特徴的なのはタイトルにもなっているキャプテンが代替わりしていくところ
派手さはないですがストーリーラインがしっかりしていて読みやすいです
初代キャプテンの谷口は、名門から転入してきて周りから期待されるも実は2軍の補欠
しかし期待に応えようと努力し3年になる時にキャプテンに選ばれます
キャラの掘り下げは少なめですが、次期キャプテンとなっていく2年の丸井や1年の五十嵐など、ちょっとクセのある部員達と共に強豪に挑めるようなチームを作っていきます
友情努力勝利……その努力の部分を磨き上げたような作品です


テニスの王子様


テニスの王子様1

真剣度     ⭐️⭐️☆
ファンタジー度 ⭐️⭐️⭐️
コメディ度   ⭐️⭐️☆


題材のスポーツは硬式テニス
ジャンプの有名ギャグマンガですね……すいません
色々な形で有名な本作ですが、多分最初に名を馳せたのはイケメン揃いのキャラ達による女子人気でしょうか
キャラ宛てのバレンタインチョコが尋常じゃないことになっていたようですね
しかしそれだけで少年ジャンプでやっていけるわけもなく、帰国子女の主人公リョーマが校内、そして県内国内の強豪達に挑んでいく様子は完全に熱いスポーツマンガです
また、本作後半〜続編新テニスの王子様でたびたび話題になるのは、もはやスポーツの枠すら超えるようなトンデモテニス
どれだけ派手なスポーツマンガでもテニプリの技を超えることはないでしょう
個人的に好きなのは跡部王国(キングダム)とデュークホームランです


黒子のバスケ


黒子のバスケ1

真剣度     ⭐️⭐️☆
ファンタジー度 ⭐️⭐️☆
コメディ度   ⭐️☆☆


題材のスポーツはバスケットボール
またもジャンプ
テニスの王子様ほどではないですが、かなり現実離れした技も有名です
主人公の黒子は、自分自身では抜いたりシュートを決めたりが苦手ですが、相手を撹乱するパスでサポートすることを得意としています
そうした特性上、誰と組むかが重要になってきますが、高校で荒削りだけど体格と才能に恵まれた火神と出会います
作品全体を方向づける特徴として、黒子は奇跡の世代と呼ばれる天才5名を擁する中学出身となっています
シリーズ終盤で理由は経緯が明かされますが、黒子は訳あってこのバラバラの高校に進学した5人を倒すことを目指しています
この辺の設定がかなり良くて……この5人のうち最後の一人との試合は感動ものでした


SLAM DUNK


SLAM DUNK1

もはや語るのも恐れ多い、不朽の名作ですね
紹介するようなレベルですらないですが、選ばないのもおかしいような作品です
題材のスポーツはバスケットボールで、不良ものの要素も若干あり
本作の主人公でバスケ初心者の桜木と、ライバルのお手本のような流川を軸にして弱小だった湘北高校で戦っていきます
各キャラのバスケにかける想いには熱いものがあり、なんなら桜木だけがバスケにそれほど入れ込んでいたわけではなかった訳ですが……だからこそ、バスケを好きになり成長していく姿がより感動的に感じられます
時折差し込まれるギャグも面白くて、さすが名作という感じです


関連記事
リンク先サムネイル画像
↓掲載タイトル例
▶︎scroll▶︎
link to kindle

コメント

タイトルとURLをコピーしました