著者:みかわ絵子
出版:集英社(ジャンプコミックス)
既刊最新刊:23巻(次巻 2026年5月頃見込み)
目次(ページ内リンク)
・清峰 葉流火(右)
・滝 正雪(左)
帝徳高校
・飛高 翔太(右)
・陽ノ本 当(右)
氷河高校
・桐島 秋斗(左)
・巻田 広伸(右)
花木高校
・渡辺(左)
大阪陽盟舘
・桐島 夏彦(左)
・白旗 孝史(右)
総合評価
忘却バッテリーに登場する投手力の考察をします
忘却バッテリーってファンブックも(今のところ)ないし、作中で最速や球種について触れることも少ないので、割とその辺りの数値データ的なところがふわっとしていたりします
もちろんそれで良いんですが、作中で出てきた表現などを元に、登場投手の能力を評価してみます
小手指高校
清峰 葉流火(右)
本作主人公の一人
怪物や逸材と称される投手で、作中随一の才能の持ち主であるのは確実に言えることでしょう
速球派であることは最初から明示されていますが、球速について触れられることは序盤あまりありません
あらすじでは一応、140km豪腕投手と書かれています
まず最初に、持ち球に高速スライダーがあることが明かされます
まあ、これ以前に投げようとしていても要圭が確実に捕れないですからね

球速が初めて表示されたのは、1年目夏の初戦
目立たないようにかるーく投げる……はずなのに、表示された147kmの数値に球場にどよめきが
軽くというつもりだったはずなので、これがマックスではないでしょう
とは言え、ここにプラス10kmでもしたら157km……1年でそれは流石にバケモンすぎるので、147kmは「手を抜いた」のではなく「全力ではない」くらいの投球での速度と受け止めましょう

変化球を増やすことには着手していたようです
チェンジアップの練習と、未習得であることがわかりました

武器として使っている印象はありませんが、カーブは投げられるようです
スローカーブを投げている場面もありますが、言い方の違い程度なのか使い分けているのか


2年目帝徳戦で、陽ノ本の見せたフォークを見て、落ちる球を習得
スプリットとフォークの違いはそれほど明確なわけではないですが、少なくとも清峰の球はスプリットに分類することになったようです

2年目氷河戦で150kmを記録

<総評>
怪物と称され、作中評価はトップクラスです
球速は1年時で少なくとも147km、2年では150kmが確認されています
一応軽くで147kmを計測し、対氷河戦であっさり150kmを記録したところから、最速は150km止まりではないでしょう
150台前半、152,3kmは出ると見て良いのではないでしょうか
制球もよく、かなり消耗した場面で四球を出すことはありましたが、基本的に安定感があります
元々武器としていた高速スライダーに加えてスプリットを習得し、持ち球も十分
普通にトップクラスの投手と言っていいでしょう
滝 正雪(左)
2年目に入って加入した新1年
もろにイケメンってデザインではないですが、彼女を7人持つメンタルイケメンです
軟投の極みみたいな特性は、多種多様なピッチングフォームから投げ込むことも可能にします
スモーキー(球の投げどころが見えにくい)なども加え、特殊能力全盛りという感じです



球速は入学時点の紅白戦で、藤堂が130kmあるかないかと見ています
しかしながら、キレがありスモーキーであることもあって体感速度はかなりあるとの評価です
対花木戦
持ち球にスライダーがあり、最速130km程度であることが語られています


回想での練習で縦スライダーを使っています
実戦レベルかはありませんが、多様な球種を持つ器用さが伺えますね

<総評>
器用さが売りで、多様な投球フォームと変化球を扱うことができます
サウスポーかつ強メンタルは清峰をエースに対する控え投手としては、この上ない適正でしょう
キレがあり、ストレートも球速以上に体感速度があるタイプです
しかしながら最速130km程度というところは見劣りしてしまう部分ですね
それでもまだ1年段階でのスペックなので、成長も期待というところです
帝徳高校
飛高 翔太(右)
帝徳高校のエースナンバー
陽ノ本と並んで2枚看板と評価されています
一見爽やかなイケメンですが鬼ネガティブ
他校との対戦映像の初球で151kmを投げています
たったの151km……いや、それはどういう感情なのか
(もっと出てると思ったのに)たったの151km、(最速が)たったの151km……どっちかというと前者寄りですかね

持ち球にスライダーがあることは明言されています
かなりキレもいいようです

飛高はムラっけがある投手として描かれていますが、インコースの攻めとアウトローの精度が強調されて描かれています
8回からは特に邪念が吹っ切れてクオリティが上がる特殊能力みたいな性能があります
体力がないわけではないでしょうが、クローザー適性もありそうですね



帝徳2枚看板は両方ともパワーピッチャーな印象がありますが、飛高の方がよりパワーがあるイメージのようです

<総評>
本格派右腕ということで、2年生の初登場時から151kmの速球を見せています
たったの151kmという言葉は演出上のセリフでしょうが、少なくとも最速はもっと出ると思われます
清峰と同等もしくはそれ以上の153~155kmくらいは期待してもいいのではないでしょうか
制球は悪くはなさそうですが、ムラっけの下が出ると球の抜けがある印象
変化球は確認できているのがスライダーのみですが、かなりキレはありそうです
ドラフト候補とも言われており、それは過言ではないでしょう
陽ノ本 当(右)
飛高と並ぶ帝徳の2枚看板
飛高とは反対にめちゃくちゃポジティブ
195cmのかなりの高身長です
陽ノ本は有力キャラの中でもかなり数値的な情報が少ないです
ひとまず飛高に比肩する球威と精度と表現されています

カーブを投げているシーンがありました

作中2年目、陽ノ本は3年時、乗富をキャッチャーに据えてフォークを披露します

投げる球を迷う際にスライダーが選択肢にありました

<総評>
バッターとして活躍するシーンもある代わりに、ピッチャーとしての客観的データが少なめです
比較対象は飛高ですが、結構系統は似ているように思います(性格は真逆ですが)
しかしながら、変化球の描写がカーブに加え、フォークまであり、精神的な安定感もあることから飛高よりも技巧派という印象
バランスを考えると球速は若干劣るとして、最速150kmあるかないかくらいでしょうか
おそらく、集中飛高>陽ノ本>通常飛高 くらいの力関係と思われます
氷河高校
桐島 秋斗(左)
桐島の兄貴
何となく兄貴分というだけじゃなく、大阪陽盟舘所属の夏彦の兄でもあります
本人曰く「制球力と変化球は誰にも負けへん」
作中1年目、当時2年
対帝徳で、相手のチャンスを封じる場面でカーブを投げています

具体的に何とは言っていませんが、変化球についての評価は自他ともに一貫しています
また、ストレートでも回転数が多いためか、球速はそこまでなくとも体感では巻田以上とも評価されています



器用さは変化球だけでなく、球速の投げ分けにも利用されます

2年目、氷河戦は、球速に触れることが多かったので割と数値が出てきます
そのきっかけでもある桐島兄ですが、この日最速の150kmを記録しました

<総評>
元々制球と変化球では圧倒的な評価のある投手で、実際フォアボールなどを与えるどころか崩れるシーンもありません
スライダー、カーブだけでなく、さらにいくつか持ち玉がありそうです
フォークを投げるシーンはありませんが、ちょっと他の変化球とは性質が違いますしね
スタミナはある方ではなさそうでしょうか
自分のペースに持ってくるのが上手いというのもかなりの長所です
ストレートに回転数、キレはあるものの、あまり球速がないのが弱点のはずでしたが、努力の末に150kmまで到達
多彩な変化球を操り、制球に優れ、回転数のある最速150kmのストレートを持つ、心理戦にも優れたサウスポー……パッと見のスペックで、この人が1番怪物なんじゃないかと思ったりします
巻田 広伸(右)
千早と同じシニア出身
体格が良く速球が売りで、桐島からアホとかゴリラとか呼ばれています
どうしてロックボールと呼ぶのか分かりませんが、1年目にフォークを習得しました
かなりしっかり落ちるようで、速球と組み合わせてかなりの武器になりそうです
習得スピードにもセンスが感じられます

巻田の球は重いと表現されています
科学的にはどうなんだろう……と思ったりもしますが、当てられても前に飛ばされにくく、打たれても長打になりにくければ、究極打たれても構わないとさえ言えますね
球速は1年の時からかなりありますが、具体的な数値は長らく出ていませんでした
2年目、小手指対氷河戦で、150kmを記録しています


<総評>
氷河高校桐島の控え投手にして良き?後輩
打撃でも4番と野球センスに溢れていそうです
アホですが、それはデメリットな場面とメリットな場面があったりします
速球派投手で、150kmのストレートを投げています
巻田の口ぶりからは、150kmが簡単に出る球速ではなさそうですが、出すと言って実戦で早めに到達させる辺り、もう少し最速は出そうな気もします
151,2kmくらいになるでしょうか
変化球は少ないですが、少なくともフォークを習得しています
制球はイマイチで、ちょいちょい四球を出しているものの、重い球質で飛ばされにくい特性あり
制球難が気掛かりですが、2年で150kmの速球とフォークは現実で見たら現実的でかなりの有望選手ですね
花木高校
渡辺(左)
要・清峰のシニアの後輩(清峰は完全に覚えてませんが)
智将のアドバイスを逆恨みして、なぜかピッチャーとして急成長
球速の数値は不明ですが、千早を感心させる程度には本格的なストレートを放ちます

そしてかなり質の良さそうな縦スライダーを有しています

<総評>
フルネームもないキャラですが、かなり濃いキャラで爪痕を残していきました
ピッチャーとしても、一人でそれなりに戦ってきており、割と優秀なのではないでしょうか
球速はデータなしですが、キャラの反応を見るに140km台は出ていそうです
縦スライダーも悪くはなさそうですが、小手指に2本のホームランを打たれて敗北しました
この時点でまだ1年ですので、割と成長も期待できるかもしれません
大阪陽盟舘
桐島 夏彦(左)
桐島の兄貴の弟
今のところ、というかおそらく完全に作中ラスボス的なポジションです
未対戦のため情報はほとんどないですが、才能ではトップと言って過言ではないでしょう
桐島兄の3年時点での回想で、145km超の超高校級ストレートを放るやつ、と言っています
この時点で夏彦は中2と思われますのでとんでもないですね


<総評>
大阪陽盟舘の二人は現時点では客観的な情報はほとんどありません
しかしながら最強格ですので、いずれそれを裏付ける実力が見られることでしょう
中2時点で145kmを投げるということがわかっており、本格ストレートピッチャーの位置付けです
世界を狙えるという評価、そして清峰など他のピッチャーでも150kmが出ていることを考えると、150台後半、あるいは160kmに迫る球速を持つことが予想されます
白旗 孝史(右)
夏彦と並んで、大阪陽盟舘の最強世代の一人です
夏彦よりもさらに情報は少ないですが、夏彦と遜色のない立ち位置であり才能値はかなり高いことには違いないでしょう
品位が口癖のようですが、投球時の「ヌンッ」は明らかにパワーピッチャーですよね


<総評>
実力があることだけは確実に言えますが、その内訳はさっぱり
見た目と評価からは、150台のストレートは投げてきそうなことはなんとなく察せられます
総合評価
物語的な格、実際の投球能力などを考慮すると、清峰、桐島兄弟、白旗が一つ抜けた力を持っていそうです
ドラフト候補どころか、ドラ1候補でしょう
人間ドラマ優先で、他の野球マンガのような特別な変化球などは出てこない忘却バッテリーですが、見ていると細かな投手能力の書き分けがあるのがわかります
今後も、特に大阪陽盟舘の投手たちがどのようなキャラなのかも含め楽しみですね
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