著者:三上小又
出版:芳文社(まんがタイムKRコミックス)
既刊最新刊:13巻(次巻未定)
目次(ページ内リンク)
メインキャラ3人
・ゆず子
・唯(ゆい)
・縁(ゆかり)
舞台
・情報処理部
・教室
・唯の家
他のキャラ
・お母さん
・あいちゃん、おかちー、ふみお
本当にほぼ日常なので、紹介するシーンが難しい…
サザエさん時空ではない日常もの
派手なイベントはない究極の日常系 由々しきことがありそうななさそうなゆるっと日常
本当の日常を楽しむ日常系
日常系という言葉が普通に使われるようになりましたが、それはバトル、スポーツ、恋愛ではない……くらいの使われ方をしているような気がする今日この頃です
なんだかんだ日常と言いつつ、おかしなことが起きたり、ちょっとばかりリアルを脚色したくらいのイベントが起こったりします
が、ゆゆ式はそうではない
起こるイベントはお泊まり会とか海に行ったりとかその程度
派手なイベントなしで、登場キャラのやりとりだけでほぼ成立させています
メインキャラ3人
メインとなるキャラは3人です
後から出てくる他の登場キャラも魅力的なのですが……
やはりこの3人だからゆゆ式はこの雰囲気になるんだよなぁ、と思います
ゆず子
頭良い方
話を切り出す、回す担当
唯(ゆい)
つっこみ担当
イケメン(?)
縁(ゆかり)
おっとり
ゆず子に乗っかる、笑うところ担当
舞台
情報処理部
ゆゆ式の数少ない特徴的な要素
本当はパソコンを使って何かをする部活だったところを、部員ゼロというところに目をつけ、ほぼ占領するような形で部室を放課後などに過ごす場所として使っています
いちおう、一つテーマを決めてそのことについて調べて、最後にまとめをして部活らしく(?)しています
教室
高校生なので当たり前ですが、教室でのトークも主要な要素です
基本3人で一緒にいますが、他の生徒も当然いるし別の用事のある時もあるので、シャッフルがあるのも教室などの場の面白いところですね
唯の家
一人部屋があるので集まりやすいのか、学校の外で集まるのは基本的に唯の家です
周りの目がないので攻めた内容になりやすい
他のキャラ
お母さん
お母さんですが、誰かの母親ではありません
学校の先生をお母さんと呼んでしまう恥ずかしエピソードはありがちですが、それを全力でやりにいくスタイル
可愛いです
あいちゃん、おかちー、ふみお
交流のある別グループ、という感じがリアルな感じでいいですね
メイン3人より百合感強め?
好意の矢印と、実際に仲が良い組み合わせが違う感じなのも深み、尊みがあります
本当にほぼ日常なので、紹介するシーンが難しい…
いい意味で、本当に日常系です
ギャグも、ゆず子が他の2人を笑わせにいくギャグという感じでこっち(読者サイド)を見て言っているものではありません
面白い時も滑る時もあって、それに対する他のキャラの評価やリアクションもリアル
だからこそ空気感がリアルに伝わってくるので、笑える時もそうでない時もどっちも心地良いんです
人が少ない時は下ネタに走ったりもします
サザエさん時空ではない日常もの
ゆゆ式は1年生からスタートして、1年生を2周したあと2年に進級し、その後2年生をループし続けています
ただ、元に戻る無限ループではなく、ただ一度の2年生を、雑誌の季節に合わせて切り取る形をとっています
なので、特にあいちゃんグループとの関わりで顕著ですが、年の後半の方が仲良くて、前半はまだそこそこみたいな関係もループします
いや、ループなのではなくて時系列を行ったり来たりしているわけなんですが
そういうところも空気感を大切にしている感じがよく出ています
本当に日常を切り取っている感じなので、(そこまでやるかどうかはさておき)2年生で30周くらいできますね
是非長く続けてもらいたいものです
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