著者:原作:岩田雪花、作画:青木 裕
出版:集英社(ジャンプコミックス)
魔法少女が怪異と戦うお仕事に キラキラしているだけじゃない熱いストーリー
2026.7-9月(夏クール) アニメ2期放送中
アニメ2期放送中です
マジルミエ2期はその面白さの本領が発揮されることでしょう
1期の面白さを100としたら、2期は120で入り、中盤は150、終盤は200くらい
……要するに、右肩上がりでバンバン面白くなっていくという話です
3期の話は早すぎますが、とんでもないところで2期が終わるか、とんでもなさすぎるので一旦そこを見せないで2期を終えるかになりそうで、まあ要するにここから面白くなるばかりということです
魔法少女×お仕事 中身は激アツ少年マンガのストーリー
本作は見た目の通り、魔法少女を題材にしています
お仕事ものでもあるので、年齢的には新卒〜二十代くらいのキャラが多くなりますが……
キラキラしつつも、迷いと葛藤があり……みたいな誰もがイメージするような魔法少女ものの側面もありつつ、しかしタイトルは株式会社マジルミエ
ベンチャー企業であるマジルミエ、その難しさ、挑戦、的な要素もあります
が、しかしさらにそれだけではない
社会の枠組み、陰謀、過去の失敗……思いのほか、壮大でリアルな要素が含まれています
でも、骨格は少年マンガのような熱さのある魔法少女もの
ぜひ一度フラットに読んでいただきたいですね
盛大なネタバレがありますのでご注意を
1〜3巻 桜木カナ魔法少女業界に入る


主人公は桜木カナ
記憶力が良いなどの特技があるものの、自己アピールが苦手で就活に苦戦しています

そんな大苦戦の企業の面接のある時に、怪異の発生に巻き込まれることに
そこで出会うのが、株式会社マジルミエの越谷 仁美
不良のねーちゃんみたいなキャラで、まあ実際ほぼそんなようなものですが、面倒見が良くて常々カナを引っ張ってくれるような存在になります……が、ここではまだ一般人であるカナの協力を得て怪異退治をすることに

そんな経緯でカナは、マジルミエに入社希望としてやってきました
そこで出会うのは、ベンチャー企業だからとかではなかなか言い訳できないくらいの、クセつよメンバー達
カナはやっぱりやめた方が……と思いつつ、いつの間にか馴染んでいきます
押されると弱いタイプですね

魔法少女の会社に入社……よりも1話のインパクトを持っていく社長
これから他社とも関わりながら、カナは魔法少女として成長していきます



2〜5巻 怪異の変異とマジルミエのアリスシステム
導入部ではカナの成長に焦点が当てられる……のは当然ですが、並行して、社長の重本 浩司が単なる魔法少女の格好をしたおっさんではない雰囲気がチラ見えされていきます(ただの魔法少女の格好したおっさんな訳もないのですが)
特に、魔法少女業界には他にもいろいろ会社がありますが、ずいぶん他の会社の社長、しかも大手に顔が効くということで、大物感が醸し出されます


業界最大手のアスト株式会社
強力な魔法少女が多数所属しています
特に重要なキャラが、新人エースの土刃 メイと、社長の古賀 圭ですね
初っ端から、重本社長と深い関係がありそうな描写と、対比的な運営方針が描かれています
この詳細が語られるのはだいぶ先のことなので……とりあえずは目の前のことを


ミヤコ堂の魔法少女、葵リリーとの協働時に初めて怪異の変異に遭遇します
怪異は自然現象をモンスターにしたような感じでしたが……変異をするとよりモンスター度合いが増しますね
それにしてもリリーさん可愛いです
ミヤコ堂の麻生 美弥子社長も重本社長の知り合いである上に、変異、そして古賀社長について意味ありげなことを言っています



イベント会場で変異に関する商品のプレゼンのために用意された変異怪異
しかし想定以上の変異が起こってしまい、その場にいたマジルミエのメンバーで対応します
ここは二子山くん強化イベントでもありますね
そこには古賀社長もいて、変異が何か大きな問題を持っているような描写が
ちょっとずつ大きなストーリーが見えてきますね

イベント会場での事件を好機に、マジルミエの特徴である魔法を現場に合わせて生成する体制を「アリスシステム」としてパッケージ販売することを目指します
営利企業っぽいですね
一応ちゃんと商売しようとしているんだなーと、まあ、この時点では思いますね



ひとまずアリスシステムの話はまだまだこれからで、キャラ追加イベントです
他社からの出向という形で、槇野 あかねがやってきて、カナがその教育役になることに
いやぁ、自分が新人でいられる期間って短いですよね
元気系で可愛い(社会人だけど高校生くらいの勢いがありますね)
いつも通りの怪異の退治ではありますが、先輩や後輩との関わりを通して、また一歩成長するカナちなのでした
アニメ1期はここまで
アニメ2期はここから
5〜9巻 規制緩和派の謀略と強力な怪異の退治


雰囲気が変わって、おじさん達(女性もいますが)の会議
その目的は怪異対策
そしてそこには重本社長に古賀社長も混ざっています
業界最大手のアストの社長である古賀社長は居て何もおかしなことはないですが、重本社長はおやおや、という感じですよね
変異と規制緩和をベースに、株式会社マジルミエのストーリーが本格化していくのはここからです


アリスシステムの実績のために、新種の怪異の退治を引き受けることになります
ここまでは王道ですが、同時に不穏な空気も
魔法少女たちの敵は怪異ですが、業界のきな臭さがマジルミエの面白さですね
何はともあれ、新種の退治のために魔法技術総合研究所に向かいます
そこでは魔法少女である赤坂 いろはが登場!(副所長も兼任)
彼女に案内される形で研究所の奥へ向かい、そこには「丙型怪異」と分類された、これまでの怪異よりも強い力を持つ怪異が捕獲されていました


ここで怪異とは、魔法とはの設定周りの説明が入ります
魔法を使いすぎると怪異が強くなるジレンマですね
これの一つの答えがアリスシステムになるわけですが、この「都合の良さ」は後々理由が明らかになってくる、この物語の肝にもなるポイントです

熱いシーンを挟みつつ……
いやー本当にいいシーンが多いんです
魔総研での出来事は、丙型怪異の存在ということだけではなく、規制緩和を進めたい勢力の不穏な動きが表に出してきました
規制緩和はより大きな魔法を使えるようになるということで、より大きな利権を生むということで……まあ、なんかいかにもですよね
しかし弊害として、大きな魔法が残した残留魔力が、より強い怪異を生む可能性がある
イタチごっこですね
それを解決するのが省魔力なシステムであるアリスシステム
重本社長の目的も見えてくるというものです

丙型怪異の退治もうまく行ったマジルミエ社
ひとまず一件落着です
魔法少女も必要ですが、このシステムには優秀なエンジニアも不可欠
ここに来て仲間集めパートの始まりです


しかしここも良くできているというか、ここまで出てきた魔法少女が伏線として回収されます
槇野 あかねと赤坂 いろはがマジルミエに!
説明も不要で一石二鳥
二人セットでの変身もいいですね
マジルミエ一行は、エンジニアの面接などなどのために京都に向かうことになります


行った先で出会う、巫女な魔法少女の塔ノ森 サカヱ、そしてエンジニア候補の闇森 響
この二人の関係がまた、ね
古い表現ですが萌えるんです
面接OK! 採用!
とサクサク進むわけもなく、京都でも一山あります



ボーちゃんは悪い怪異ではありません
物語は神社らしくお祭りのようなイベントが開かれ、そこに進んでいきます
結界を張り、問題を起きないようにして……
フラグのようなものですね、結界は破られるためにあると言っても過言ではない
ここは闇森くんが仲間になるイベントでもあり、新しく入った二人の魔法少女のお披露目でもあります……が
マジルミエのエンジニア二子山 和夫の最大の見せ場ですね
これまでもちょいちょい見せ場はありましたが、やはりエンジニア同士というのが盛り上がります




ひとまず一件落着
ですが、ここでの事件で黒幕感の強いキャラ真尾 笑が登場します
重本社長の過去にも深く関わっているようで……なおかつ、今回は規制緩和派に絡んでもいるようです
社長みたいなキャラの過去が出てくると、だいぶ核心に迫ってきた感じが出てきますね
黒幕っぽさと中ボスっぽさを兼ね備えた鎌倉さんと古賀社長の会話
古賀社長の立ち位置、考えが気になる状況です
規制緩和派は、怪異を生み出し、それを強力な魔法で撃退することで規制緩和を進めようとしています
そこを先回りしようと……仕事できすぎ翠川が恐ろしい
そしてこれもまた、絶妙な伏線というかなんというか……情報の出し方が上手い



ひょんなことからカナちと土刃さんの距離が近づきます
このような日常パートを経て、足場が固まってきました
そして、規制緩和派(というか鎌倉と真尾)に生み出された怪異との戦いです






さて、これで9巻が終わり……ではない
激しいネタバレがあるので一応注意
ここから先を知らない方には、ぜひ自分で読んで確かめてもらいたいところです
規制緩和後
10巻〜12巻 〜地下実験場潜入
戦いが終わり、カナは土刃ちゃんとランチの約束していた週末を迎えます
長くなったので別ページに続きます
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